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粉ミルクと母乳の違い

両者の違いはいくつかあります。例えば、母乳のメリットには、その栄養の高さがあります。特に、分娩後2日~5日までに出る濃い黄色の母乳は「初乳」といわれ、免疫物質が多く含まれていて、赤ちゃんの健康のためにも大切です。また、他のメリットとしては、赤ちゃんを待たせずにさっとあげられることがあります。あげるまでに待たせる時間がほとんど無いので、粉ミルクに比べて、お母さんも赤ちゃんも時間の面で楽に感じるかもしれません。さらに、赤ちゃんと密着して直接肌を通してあげるので、スキンシップがとりやすいというのもよいところです。また、お母さん自身も母乳を分泌することで子宮の収縮が促されるので、母胎の回復を助けてくれる効果があります。

一方、粉ミルクにもメリットがあります

まず、お父さんも育児に参加できるということです。母乳だとお母さんしかあげることができませんが、ミルクだとお父さんなどお母さん以外の人も育児に参加することができます。例えば、お母さんに用事があって赤ちゃんと離れなければいけない時でも、粉ミルクを使って飲ませることができると大変助かりますね。また、人目を気にせずにどこでもあげることができることもメリットの一つです。

新生児の育児にひつような栄養価について

新生児が健全に成長するために必要な栄養は母乳に含まれています。 このため、新生児から離乳食が始まるまでの生後約6ヶ月程度の乳児には、母乳をしっかりと与えていれば必要な栄養価は十分に摂取させることができるわけですが、どうしても母乳での育児ができない場合には誰でも与えられる粉ミルク(乳児用調製粉乳)を利用して育児を行うことになります。

粉ミルクに含まれる栄養価はできるかぎり母乳に近くなるように調整されており、分量を守って与えれば誰でも新生児に対して十分な栄養補給が可能です。

ほとんどのメーカーの粉ミルクには、体内でのたんぱく質の合成に必要なアミノ酸、網膜や脳細胞に成長に関わり目や脳の正常な発達に不可欠なタウリン、細胞の増殖やDNAの形成に必要な葉酸、血流を良くして神経細胞の発育を活発にするDHA、赤ちゃんの便通をよくするオリゴ糖、体や知能の成長に不可欠なビタミンAの不足を補うβカロチンなど、新生児や乳幼児にとって必要な栄養素がバランスよく配合されています。

また、母乳には、糖とたんぱく質が結合したラクトアドヘリンやラクトフェリン、脳や体の成長を促すアラキドン酸、免疫力の強化に貢献するシアル酸などが含まれていますが、これらの成分が配合されているかどうかは製品によってまちまちなので、各製品の栄養価の表示をよく確認して選ぶことが大切です。 シアル酸は初乳に多く含まれていますが、新生児の育児で粉ミルクを利用する際には、赤ちゃんに免疫力をつけさせるためにシアル酸が配合されている製品を選ぶのがお勧めです。

⇒ 国内で販売されている乳児用粉ミルクの成分比較表

月齢に対する使用量と使用法について

赤ちゃんを育てるにあたって母乳育児の場合には飲みたい時に飲めるだけ飲ませて良いと言われていますが、粉ミルクの場合には栄養価が母乳よりも高く、1日に必要な量をあげすぎも少なすぎも赤ちゃんにとって負担がかかるので月齢と体重にあった粉ミルクの量をあげる事が望ましいでしょう。

生後0日から1週間ほどは赤ちゃんの粉ミルクの飲み具合を見ながら生後0日、1日は3時間おきに8回を目安に10ミリリットルから始め、1日10ミリリットルずつ増えるようにします。生後1か月がくるまでは徐々に量を増やしていき、1日3時間おき8回100ミリリットルを目安に与えます。1ヶ月から2ヶ月には100~140ミリリットルを目安に1日7回程度、2ヶ月から3か月になる頃には140から160を目安に与え、3か月からは160から200ミリリットル5回または6回を目安に与えます。3か月から4ヵ月以降は1日1000ミリリットルになるようにします。月齢も大事ですが同じ月齢でも赤ちゃんの大きさも個人差が出やすい時期でもあります。赤ちゃんの体重にも気を配り、大き目な赤ちゃんで飲みっぷりがいい場合には150ミリリットルにキログラムでの体重をかけた量を目安にしても良いでしょう。

粉ミルクを使用する点での注意は3時間ほどの間をあける事、薄めすぎると赤ちゃんの消化に負担がかかるので避けます。作り置きは栄養価が高いので雑菌が繁殖しやすくなるので飲む直前で作ります。

⇒ 作りおきは何時間後まで大丈夫か

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