海外の粉ミルクってどう思う?

ミルクを飲む赤ちゃんを持つママにとって、赤ちゃんの「食」の安全は何があっても守ってあげたいですよね。 赤ちゃんが毎日口にするミルクの安全についてなら、なおさら気になります。 原発事故以降、食品の放射能汚染への懸念が高まってきていますが、粉ミルク に関しても例外ではありません。 赤ちゃん用の安全のために、海外の粉ミルクを選ぶママが増えてきています。
どっちが安全? 国産?海外?
海外のなかでもヨーロッパやアメリカの粉ミルクに関心が集まっていますが、 果たして国産のものとどちらが安全なのでしょうか?
ヨーロッパ製の粉ミルクは、日本より厳しい食品の安全規格によって管理されています。 また、添加物などに関しても厳しい規制があるのでアレルギーに関しても安心できます。
アメリカには「粉ミルク法」という法律があり、これに基づいて粉ミルクが生産されています。 ただ、アメリカは牛成長ホルモンや遺伝子組み換え、農薬などの問題を抱えて いることも事実なので、オーガニック認証製品を選んだ方がよいでしょう。 なお、ニュージーランドの粉ミルクにも関心が高まっています。
ちなみに、海外の粉ミルクを検索する場合、「ミルク」で検索すると出てくる 「免疫ミルク」は、通常の「粉ミルク」ではありません。 よく免疫力がアップするというキャッチコピーの粉ミルクが販売されていますが、「免疫ミルク」は免疫活性用のサプリメントですので注意してください。
また、海外ではたいていの場合、日本よりちょっと早い4カ月から離乳食を始めます。 そのため、6カ月からフォローアップミルクになることが多いようです。 ですから、赤ちゃんが離乳食を始める時期や発育に合わせて海外の粉ミルクの月齢を調整することをおすすめします。
どうやって買うの? 海外の粉ミルク
日本で海外の粉ミルクを買うには、やはりインターネット経由になります。 個人輸入という方法もありますが、それなりの知識や経験が必要とされますし 、リスクも高くなります。
大手ショッピングサイトや個人のネットショップなら、ヨーロッパのメジャーな ものを購入することができます。 ただ、たいていの場合、ケース単位での販売となり、輸送料や税金なども含めると結構なお値段になります。 まとめ買いには便利なのですが、初めてのものをいきなり大量に買うのは抵抗 がありますね。 ましてや赤ちゃんの粉ミルクなのですから心配になるのは当たり前。 買う前には入念な情報収集をお忘れなく! また、ママ友と共同で購入するという選択肢もありますね。
少々お値段ははりますが、赤ちゃんがミルクを口にするのはだいたい1年間。 大事な赤ちゃんのために、安全第一に考えてあげたいですね。
【参考】
日本のものと違って、粉が溶けにくいタイプのものが多いです。